格差が生む子どもの貧困 求められる社会構造の変革 東京都立大学教授 阿部彩 - 日本経済新聞

日本における子どもの貧困の「発見」は2008年と言われ、この年を境に関連書籍が急増し、今も続いている。しかし、「発見」から13年が過ぎた今、求められる書籍の内容は変わってきている。これまでの書籍は、子どもの貧困の実態を描きだすことが主な目的だった。まだ、子どもの貧困がリアリティーとして信じられないという…